絶滅危惧種の味

さて、6月も終わりになりまして、世の中にこれだけニホンウナギの絶滅危惧の話題が出ているのに、今年も牛丼屋で安売りの「うな丼」が発売されて話題になっています。腹立たしいこと、この上ありません。

で、たまたまWEBサイトで目についた吉野家のサイトを見に行ってみたのですが、そこに書かれているコピーを見て、また文字通り唖然としました。
そこに掲出されていた広告ポスターの画像がこれです(↓)。

「富士山」が世界文化遺産に登録

 わが故郷から仰ぎ見る霊峰、「富士山」が、「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されることが決定したそうで。
当初は「三保松原」を除外して登録となるかと思われていたところ、逆転で「三保松原」も含めた一括登録が実現したとのこと。旧清水市の出身で、子供の時分には三保の松原の裏側を自転車で走り回っていた私としては、喜びもひとしおであります。

しかし登録決定後の新聞に載った写真を見て、個人的にはとても悲しい気持ちにもなりました。その写真がこれです(↓)。

『石垣市海洋基本計画』の公表

 2013/01/27のエントリーに書いた石垣市海洋基本計画が、パブコメを経て最終決定され、石垣市のWEBサイトで発表されました(↓)。

『石垣市海洋基本計画』

4/16に掲載されたそうですが、私が気付いたのは5月の終わりでした(^_^;;。4月にも何回か石垣市のWEBサイトは見ていて、「発表はまだかなあ…。」と思っていたのですが、見落としていたようです(苦笑)。


サトウキビ畑からの赤土流出状況の比較動画

 
前のエントリーで取り上げた『石垣市海洋基本計画(素案)』の中でも若干触れられているのですが(P15-16、P22-23など)、石垣市の周辺海域では、農地からの赤土流出⇒周辺海域への流入によるサンゴ礁生態系への悪影響が大きな問題になっています。(まあ、同様の赤土問題は石垣島だけの問題ではなく、沖縄本島周辺でもずっと以前から、深刻な問題なのですが。)

この問題に対しては、流出する赤土の発生源対策として、「石西礁湖サンゴ礁基金」がサトウキビの栽培方式の転換に助成金を出すことになったことを、2010/09/12のエントリーでご報告しました(↓)。

「石西礁湖サンゴ礁基金」がサトウキビの栽培方式の転換に助成金

この問題に関して、このほど、実際にサトウキビの栽培方式を転換したことによって赤土の流出がどれほど抑制されるのか、実際の畑の降雨時の状況を撮影して比較した動画がYouTubeで公開されましたのでご報告します(↓)。

2012 9 28石垣島台風17号赤土流出新植春植株出比較



『石垣市海洋基本計画』がパブコメ実施中


遅くなりましたが謹賀新年。今年もよろしくお願いしますm(_*_)m。

先日、石垣市のホームページを見て気付いたのですが、『石垣市海洋基本計画』の素案が公表されて、パブリックコメント(意見募集)が実施されていました。意見の受付は2013/02/16(土)まで(↓)。

石垣市海洋基本計画(素案)に関するパブリックコメント

まだちゃんと読んでいなくて、ざっと流し読みしたただけなのですが、良いことが書いてある部分もあれば、「なんじゃこれ?」と思う部分もあります(笑)。

多くの方がご存知のように、石垣市に隣接する「石西礁湖」は、日本列島南岸の黒潮影響域全体にサンゴ礁生態系で生産される様々な生物&非生物を供給する機能を持っている、日本最大のサンゴ礁です。ですからこの『石垣市海洋基本計画』は、その「石西礁湖」の生態系の健全性の維持や、ひいては、日本列島南岸の沿岸域の生態系の健全性の維持に、非常に大きな影響がある計画だとも言えます。全体で80ページちょっと。一般生活者やビジネスマンの感覚からすると、非常に膨大で手渡されても中身を読む気にならないボリュームですが(これが普通のビジネスの現場なら、「まず要約を作れよ」と言われるレベル。苦笑)、しかし行政の資料としてはむしろスリムなくらいでしょう。石垣市民に限らず、是非より広い地域に住む、より多くの方々に、幅広く興味・関心を持っていただいて、多くの意見を提出していただきたいものだと思います。

ただ私のような人間から言わせると、最初の8ページくらい、「施策項目」までを読んだだけでも、「この『計画』には大きな欠陥がある。」と感じます。なぜならこの『石垣市海洋基本計画』の中には、この『計画』そのものの市民への周知や、その内容の普及・啓発に関する施策が盛り込まれていないからです。

石垣島に水族館建設の計画


2012年も押し詰まって本日が既に大晦日ですが、またまた久しぶりの更新でまことに申し訳ありませんm(_*_)m。

石垣島に水族館を作ろうという計画があるそうで、そのための予算が沖縄振興特別推進交付金で確保され、石垣市の建設推進計画策定委員会が具体的な検討をスタートさせたというニュースを知りました。

水族館建設計画策定へ 委員会が検討スタート八重山毎日オンライン 2012/12/27)

水族館計画委を設置 3月に基本構想策定へ八重山日報公式ホームページ 2012/12/27)

私は以前から、石垣島にも水族館が欲しいと思っていましたので、このニュースは素直に嬉しく感じていたのですが、WEBを徘徊していましたら、「沖縄本島に『美ら海水族館』があるのに、また石垣に水族館を作る意味が分からない。」と発言している方がいて、びっくりしてしまいました。正直、石垣島に対しても水族館に対しても、普通の方の理解はその程度なのかな?と思って、少しがっかりしたのです。

「沖縄本島に『美ら海水族館』があるのに、石垣に水族館を作る意味が分からない」という発言の中には、少なくとも4つの大きな誤解、あるいは認識不足があると感じます。良い機会だと思いますので、これから一つ一つ、その誤解(or認識不足)を解いていきたいと思います。

まずその第一は、石垣島の位置に関するものです。


2つのグローバルエコノミー/「リオ+20」と日本経済

 色々なことが中途半端なまま、すっかり更新が止まっていますが(^_^;;、少し気になっていることがあるので覚え書き的にメモ。もうすぐブラジルで開催される「リオ+」と日本の経済について。

* * *


今頃昨年の夏の旅行の報告[その2・黒島]

さて2010年の夏の旅行の報告、2回目は5泊した黒島です。

黒島滞在中は環境省の「黒島ビジターセンター」と日本ウミガメ協議会の「黒島研究所」を見学した他、時間が空いたときは毎日、仲本海岸でスノーケリングを楽しみ、ダイビングサービスの「シーライト」さんにお願いしてスクーバダイビングと、パナリ島(新城島)のスノーケリングツアーも楽しませていただきました。

また偶然ではありますが、滞在が旧盆の期間と重なったものですから(残念ながらアンガマは見逃したのですが(^_^;;)、旧盆空けの仲本の獅子舞まで堪能してまいりました。

そこで、まずはその環境省の「黒島ビジターセンター」から。


今頃昨年の夏の旅行の報告[その1・竹富島]

 さて昨年の9月12日のエントリーで予告したまま、まるまる1年近く放置している2010年の沖縄旅行の報告なのですが…(^_^;;。

既に完全にタイミングを逃してしまってはいるのですが(苦笑)、今年もまた、夏の旅行が近づいてきましたので、せめて1年たつ前に、私本人の記憶を掘り起こして忘れないようにする意味でも、出来るだけ簡単に振り返っておこうと思います。

それで、実際の旅行の日程とは異なるのですが、まずは帰りがけに立ち寄った竹富島観光で考えたことから。



東日本大震災の「発生」から2ヶ月を経ての雑感

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」を契機とする「東日本大震災」の発生から、2ヶ月以上が経過しました。横浜に在んで東京の会社に勤務している私自身への直接的な被害などは、今までのところ、ないに等しい軽微なものですが、それでも「3.11」以来、若干の情緒の不安定を感じます。

この『サンゴ礁年漂流記』は、サンゴ礁保全を中心に、海の環境保全に関する情報の発信と交換を目的に開設しましたので、本来、震災の話題は中心テーマではないのですが、それでも、現在の状況とサンゴ礁保全とは深いところではつながっているとも思いますし、何よりこの未曾有の大災害に一言も触れぬまま、それとは直接の関係がないように見えるサンゴ礁保全などの話題をつなげていくことには、個人的に違和感があります。

そこで現段階で私の感じていること、考えている事を、半ば自分自身への備忘録の意味も込めて、書き残しておくことにします。
続きを読む >>

| 1/11PAGES | >>

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< August 2016 >>

selected entries

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM